ルネッサンス/ハリポタ/キサラギ

2007/08/01(Wed) 22:32

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毎月1日といえば映画の日、に会社が休みだったら、いくしかないでしょうというわけで映画3本立て。

Renaissance
ひさびさにフランス映画が見たくて、というよりはCGアニメーションとして見に行った一作。とはいえ濃密な人間描写や、決してめでたしめでたしで終わらせないところがハリウッド映画とは違ってて好き。
去年のAnnecy film festivalの作品集でちらっと見ていたけど、モノクロームで情報をそぎ落とされた映像は、現実感に必要なエッセンスだけで世界が再構成されてる。そぎ落とされた部分は頭が勝手に補完してしまうので、いつしか実在世界と仮想世界のどちらにいるかわからなくなってきて、没入感は下手にリアルな映像よりあるかも。エンドロールを見る限り基本MotionCaptureとあとは手付けなのだろうけど、それで新しい感覚を提示しているのはさすが。
しかしこのモノトーンの映像で特に目立ってしまったのが、なぜ映画はいまだにちらちらの24fpsなんだろう。60fpsで撮る技術も映す技術もいくらでもあるのに。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団
あれ、そういえば第3作は見てなかったかも。というわけでいささかストーリーが飛び気味。青年時代を悩み続けるハリーと青春を駆け抜ける仲間に頭の固い大人たちの物語。ほどよいドキドキ感とよくできた映像で安心して見ていられる。とはいえ最初から最後まで連作前提な感じなので、あとでDVDボックスで続けてみるのがよいのかも。ルーナ・ラブグッドの不思議な感じが個人的なツボ。

キサラギ
日本映画として期待を裏切らない、というか青山円形劇場あたりで舞台としてやってほしい作品。小気味よく息をつかせないテンポで2時間があっという間に過ぎさる。終盤に、まいた種は全部刈り取る勢いで畳みかけていくので見終わったあともすっきり。ユースケの癖のある演技はあまり好みじゃないけど今回はハマっていて面白かった。そしてなにより香川照之、こういう壊れかけのおじさん役がいてこその日本映画だと思う。
とりあえず本作が本日の一押し。しかしこのD級アイドルの如月ミキ役、ほんとD級だなーと思っていたら実在アイドルだった。本人もファンも、どういう気分なんだろうか。


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