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OpenSPARC 設計資料公開
2006/03/27(Mon) 21:34
あんまり嬉しかったので、たまには堅い話も。
#ComputerScience系以外の人、すいません。

SunからOpen SPARCの設計資料がGNUライセンスの元に公開されました。
OpenSPARC T1 H/W Design
何が凄いって、マイナーながら現役で売られるプロセッサとほぼ同じ、ちゃんと動作可能な設計資料が大公開。
OSに興味をもった人がLinuxのソースを覗くのと同じように、
プロセッサに興味をもった人が仕様書付きでRTLやISSをもてあそぶことができる。
そんな奴はいないーと笑われそうだけど、CSの、せめて修士以上を目指す学生なら
S/WだH/Wだ言わないで両方やっとけ!と思う。
gccで十数行のCコードをコンパイルして、
リンクしてコンソール上で実行して結果を見る。
アセンブラをISSに通して結果を見る。
テストベンチを書いて、アセンブラをVCS上でRTLに流して結果を見る。
DesignCompilerを通して、ゲートレベルの動作をDebussyで観察する。
ミニモニタを書いてマルチコンテキスト/マルチスレッドをRTLで動かしてみる。
学部〜修士ぐらいの、不器用ながらなんでも吸収できる頭は、
ここまでやって初めて、ああ、コンピュータってこうやって動いているんだというのがわかった気になる。ComputerScienceをやったんだという気になる。
S/W,H/Wの垣根を取り払った学問のマスターとして、(本当は理系文系の垣根すら取り払われているはず)
アルゴリズムをS/Wで書くときに、実際はこう動くかな、この処理は本当はもっと並列に動かせるよなとか、
LSIを設計しているときに、この機能はコンパイラがうまく使えるかな、ユーザが賢く使えるかな、
そしていまやってる事は世の中の役にたつのかな、と考えられるようになる。
こんな環境が揃って学生が出来る世代は本当にうらやましい。もう5,6年もして、そんな学生が社会に出てきたら本当に楽しみ。
ヘネパタ本も、ぜひこのソースを題材に改訂して、全てのCS学生に読んでもらいたい。(政治的になさそうだけど)
さて、とりあえず学生気分に戻って弄んでみようかな…
共感。S/WとH/Wの垣根はない方がいいよね。学生の時期から、こんないい教材があるなんて、ほんとしあわせだよね。
大学時代にこんなのがあったら、とりあえず、FPGAに突っ込もうとしてたかも。
Debussyつかってるの?
ほんとは、中学のときに「コンピュータってどうして動くんだ?」って思ったときに欲しかった(笑)いまなら「グーグルってどうして動くんだ?」とかからなのだろうか。
底の無い好奇心に答える教育/研究であって欲しいな。
